個人的評価: ★★☆ :忘れたころに観たい
『タイムライン』(原題: Timeline)は、2003年に公開されたポール・ウォーカー、ジェラルド・バトラー主演の、SF・アクション・アドベンチャー映画です。原作はマイケル・クライトンのSF小説です。
現代の考古学チームが、14世紀の戦乱に巻き込まれた教授を救出するため、タイムトラベルに挑む物語です。
- 制作年 :2003年
- 時間 :116 分
- ジャンル:SF / アクション / アドベンチャー
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あらすじ、 ストーリー、 解説
フランスの考古学発掘現場で、14世紀の地層から「助けてくれ」という現代の教授の手書きメッセージと、当時存在するはずのない老眼鏡が発見される。それは数日前、出資企業ITC社へ向かったまま行方不明となっていたエドワード・ジョンストン教授のものだと判明する。
教授の息子クリスら調査チームは、ITC社を訪れ驚愕の事実を知る。同社は物質転送装置の開発中に、偶然にも1357年のフランスへ繋がるワームホールを発見していたのだ。教授はその先、600年前の世界に取り残されていた。
教授を救出するため、中世へのタイムトラベルを決断する一行。しかし、転送先は英仏百年戦争の激戦地だった。到着早々、一行はイングランド軍の強襲を受ける。混乱の中、護衛の社員が手榴弾を投げようとした瞬間に敵の矢に倒れるが、死の間際に帰還ボタンを起動。ピンを抜いた状態の手榴弾が現代へと逆送され、転送装置内部で爆発・大破してしまう。
帰還手段を完全に失い、さらには現代へ戻るための「マーカー」も紛失する絶望的な状況。刻一刻と迫るタイムリミットの中、ハイテク装備を持たない彼らは、自らの歴史知識を唯一の武器に、戦乱の荒波を切り抜けて教授を救い出さねばならない。過去と現代の運命が交錯する中、決死の脱出劇が幕を開ける。
どんな方におすすめ?
お勧めできる方
- タイムトラベル映画が好きな方
- 中世を舞台にしたアクション映画が好きな方
- 技術的、その他細かな設定や矛盾が気にならない方
お勧めできない方
- 技術的、タイムトラベル映画にありがちな矛盾が気になる方
- 暴力シーンが苦手な方
- 「ご都合主義」と感じやすい方
スタッフ / キャスト(登場人物)
スタッフ
- 監督:リチャード・ドナー
- 脚本:ジェフ・マグワイア / ジョージ・ノルフィ
- 音楽:ブライアン・タイラー
主要キャスト
- ポール・ウォーカー
クリス・ジョンストン役 - ジェラルド・バトラー
アンドレ・マレク役 - フランシス・オコナー
ケイト・エリクソン役 - ビリー・コノリー
ジョンストン教授役 - ニール・マクドノー
フランク・ゴードン役 - イーサン・エンブリー
ジョシュ・スターン役 - アンナ・フリエル
レディ・クレア役 - ロシフ・サザーランド
フランソワ・ドンテル役 - デヴィッド・シューリス
ロバート・ドニガー役 - マートン・コーカス
ウィリアム・ド・ケア役 - マイケル・シーン
オリヴァー卿役 - ランベール・ウィルソン
アルノー卿役 - マット・クレイヴン
スティーヴン・クレイマー役
個人的な感想 評価
*ネタばれが含まれる可能性があります。
私は評論家ではありません。映画を観たままの個人的な感想です。ご了承ください。
評価: ★★☆
★★★:何度でも観たい
★★☆:忘れたころに観たい
★☆☆:1回観れば十分
この映画を観て最初に感じたのは、タイムトラベルの設定や手法が支離滅裂で、科学的に破綻しているという点です。
本作では人間や衣服などの物質を電子化し、いわば「FAX」のように過去へ送るという手法がとられています。しかし、こうした転送は送信側だけでは成立せず、必ず受信側が必要です。過去の世界に受信装置があるわけでもないのに、一体どこへ送っているのかという疑問が拭えません。
仮に受信装置があったとしても、人間を再構成するための「材料」が現地に必要ですし、それを一瞬で組み上げるなど到底不可能です。FAXで原稿を送る時間さえ数十秒かかることを考えれば、人間を構築している間に命が尽きてしまうレベルではないでしょうか。
この設定を見た時点で、SFとしての整合性にはあまり期待しないことにしました。タイムトラベルという要素が、単なる「後付けの設定」のように見えてしまったのは非常に残念です。
本作の本質は、囚われた教授を救出するために百年戦争真っ只中の中世へタイムスリップし、そこで大暴れするアクション・アドベンチャー映画です。技術的な設定や細かな矛盾を気にしない方であれば、娯楽作として十分に楽しめる内容だと思います。

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