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ラスト サムライ 紹介・感想

個人的評価: ★★★ :何度でも観たい


『ラスト サムライ』(原題: The Last Samurai)は、2003年に公開されたトム・クルーズ主演の、アクション・時代劇です。

明治維新直後の日本を舞台に、近代化の波の中で滅びゆく武士道精神と、その高潔さに魅了されていくアメリカ人将校の姿を描いた物語です。

  • 制作年 :2003年
  • 時間  :154 分
  • ジャンル:アクション / 時代劇

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あらすじ、 ストーリー、 解説

1870年代、南北戦争での凄惨な経験により心に傷を負ったアメリカ人将校ネイサン・オールグレンは、近代化を急ぐ明治政府軍の教官として来日する。彼の任務は、西洋式の近代兵器を導入し、伝統的な刀や弓で抵抗を続けるサムライの反乱を鎮圧することだった。
しかし、初陣で敗北を喫したオールグレンは、反乱軍の首領・勝元盛次に捕らえられ、山深い村へと連行される。そこで彼が目にしたのは、規律を重んじ、静寂の中で誇り高く生きるサムライの姿だった。当初は野蛮な敵と見なしていた彼らの精神性「武士道」に、オールグレンは次第に自らの救いを見出していく。
冬が明け、政府軍との決戦の時が迫る。文明開化の波に消えゆく宿命を背負ったサムライたちと、彼らと共に生きる道を選んだオールグレン。近代的な銃火器が待ち構える戦場を前に、自らの信念をかけた最後の戦いが幕を開けようとしていた。

どんな方におすすめ?

お勧めできる方

  • ハリウッドが描く日本の歴史ドラマに興味がある方
  • 評価の高い渡辺謙や真田広之の演技が見たい方
  • トム・クルーズのファン

お勧めできない方

  • 暴力シーンが苦手な方

スタッフ / キャスト(登場人物)

スタッフ

  • 監督:エドワード・ズウィック
  • 脚本:エドワード・ズウィック / ジョン・ローガン / マーシャル・ハースコビッツ
  • 音楽:ハンス・ジマー

主要キャスト

  • トム・クルーズ
    ネイサン・オールグレン役
  • 渡辺謙
    勝元盛次役
  • 真田広之
    氏尾役
  • 小雪
    たか役
  • 小山田真
    信忠役
  • ティモシー・スポール
    サイモン・グレアム役
  • 原田眞人
    大村役
  • トニー・ゴールドウィン
    バグリー大佐役
  • 中村七之助
    明治天皇役

個人的な感想 評価

海外で制作される日本を舞台にした作品には、違和感のある「なんちゃって日本」が描かれがちですが、本作はしっかりと日本を描写している稀有な映画の一つです。侍や武士道の描き方にも不自然さがなく、高く評価できるポイントだと思います。

特に渡辺謙さんの圧倒的な存在感や、真田広之さんの鋭い殺陣(たて)は「さすが」の一言に尽きます。本作が日本をリアルに描き出せているのは、このお二人の存在が非常に大きいと感じました。

トム・クルーズ演じるネイサンが、捕虜という立場でサムライたちと生活を共にする中で、日本の精神への理解を深めていく過程にはとても好感が持てます。

また、興味深かったのは銃火器の描写です。ネイサンはもともと、西部劇でも有名なレバーアクション式の「ウィンチェスターライフル」を宣伝する仕事をしていました。そんな彼から見れば、当時の日本政府軍がまだ銃口から弾を込める旧式の単発銃を使っていたことには、相当な技術差を感じたはずです。

エンターテインメントとしての完成度は非常に高く、文明開化の波と消えゆくサムライという対比が、終盤の「ガトリングガン対刀」というシーンで鮮烈に表現されていました。「死を覚悟して生きる」ことの美しさが、強く印象に残る映画です。

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