個人的評価: ★★☆ :忘れたころに観たい
『ダークナイト』(原題: The Dark Knight)は、2008年に公開されたクリスチャン・ベール主演の、DCコミックスを原作としたスーパーヒーロー映画です。「ダークナイト・トリロジー」(3部作)の第2作目です。
バットマン(ブルース・ウェイン)が、ゴッサム・シティの平和を脅かす最凶の宿敵ジョーカーと死闘を繰り広げる物語です。
- 制作年 :2008年
- 時間 :152 分
- ジャンル:アクション
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あらすじ、 ストーリー、 解説
ゴッサム・シティに、ピエロのメイクを施した狂気の男ジョーカーが現れる。金や権力に興味を示さない彼は、ただ社会を混沌に陥れ、人々の善意を打ち砕くことを目的としていた。
一方、バットマンことブルース・ウェインは、正義感に燃える地方検事ハービー・デントに街の未来を託そうとする。彼こそが、仮面を被らずに悪と戦う「光の騎士(ホワイト・ナイト)」になると信じたからだ。ゴードン警部補とも連携し、彼らはマフィアの組織犯罪を一掃すべく奔走する。
しかし、ジョーカーの狡猾な心理戦が彼らを追い詰める。「正体を明かさなければ市民を殺し続ける」という脅迫が街に恐怖を蔓延させ、さらには最愛の女性レイチェルをも巻き込んだ罠が、バットマンやデントの精神を極限まで揺さぶり始める。
混沌が街を飲み込む中、バットマンは究極の選択を迫られる。
どんな方におすすめ?
お勧めできる方
- 前作『バットマン ビギンズ』を観た方
お勧めできない方
- 前作『バットマン ビギンズ』を観ていない方
スタッフ / キャスト(登場人物)
スタッフ
- 監督:クリストファー・ノーラン
- 脚本:クリストファー・ノーラン / ジョナサン・ノーラン
- 音楽:ハンス・ジマー / ジェームズ・ニュートン・ハワード
主要キャスト
- クリスチャン・ベール
ブルース・ウェイン / バットマン役 - マイケル・ケイン
アルフレッド・ペニーワース(執事)役 - ヒース・レジャー
ジョーカー役 - アーロン・エッカート
ハービー・デント / トゥーフェイス役 - ゲイリー・オールドマン
ジム・ゴードン役 - マギー・ギレンホール
レイチェル・ドーズ役 - モーガン・フリーマン
ルーシャス・フォックス役
個人的な感想 評価
*ネタばれが含まれる可能性があります。
私は評論家ではありません。映画を観たままの個人的な感想です。ご了承ください。
評価: ★★☆
★★★:何度でも観たい
★★☆:忘れたころに観たい
★☆☆:1回観れば十分
本作は「ダークナイト・トリロジー」の第2作目ですが、もはや子供向けのヒーロー映画の枠には収まりません。クライム・サスペンスや人間ドラマの色彩が極めて強く、華やかなスーパーヒーローというよりは、文字通り「ダークナイト(暗黒の騎士)」としてのイメージを色濃くしていく物語です。
物語の軸となるのは、ゴッサム・シティの未来を懸けた「光」と「闇」の対比です。バットマンとゴードン警部補は、素顔で正義を貫く新人地方検事ハービー・デントを「光の騎士」として世に送り出し、街の未来を託そうとします。一方のバットマンは、汚れ役を引き受ける「暗黒の騎士」として彼を支える道を選びます。
しかし、そこに現れたジョーカーがすべてを狂わせます。彼の狙いは単なる街の混乱ではなく、デントのような善人でさえ、状況次第で悪に染まることを証明することでした。ジョーカーは緻密な罠でデントを追い詰め、その精神を崩壊へと導いていきます。
視聴していて感じたのは、物語の展開が非常に複雑である点です。特にジョーカーの行動には「できすぎ」と思える部分もありました。序盤から仲間を殺害しており、本来なら孤立するはずの単独犯です。それにもかかわらず、警察組織やバットマンを相手に、これほど大規模で先手を取った計画を完遂できるのは、映画的な極端な展開とはいえ、あまりに全能すぎる印象を受けます。人を脅し、支配して協力させたとしても、そのスピード感と規模には圧倒されると同時に、リアリティの面で疑問が残るのも事実です。
終盤、バットマンは街の希望を守るために自ら汚名を被り、警察から追われる逃亡者となって次作へ引き継がれる形で幕を閉じます。この複雑に絡み合った結末を一度の視聴で完全に理解するのは容易ではありません。完結編である次作を視聴するとなれば、改めて本作の内容をしっかりと整理しておく必要がありそうです。
シリーズ
初期4部作
- バットマン(1989年)
- バットマン リターンズ(1992年)
- バットマン フォーエヴァー(1995年)
- バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲(1997年)
ダークナイト トリロジー
- バットマン ビギンズ(2005年)
- ダークナイト(2008年)
- ダークナイト ライジング(2012年)


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