個人的評価: ★★★ :何度でも観たい
『機動戦士ガンダム/第08MS小隊』(英題: Mobile Suit Gundam: The 08th MS Team)は、1996年から1999年にかけて制作された「ガンダムシリーズ」のOVA作品です。
全11話構成で、私が購入したものはVol.1~Vol.4の4巻構成で販売されたDVDです。このDVDのVol.4には、エピローグスペシャル:ラスト・リゾートが含まれます。
一年戦争中の地球・東南アジア戦線を舞台に、兵士たちの泥臭い戦いと、敵味方を超えて惹かれあう男女のドラマを描いた物語です。
- 制作年 :1996~1999年
- 時間 :Vol.1 75 分、Vol.2 75 分、Vol.3 75 分、Vol.4 80 分
- ジャンル:SF / アクション / アニメ
DVD、ブルーレイ購入
あらすじ、 ストーリー、 解説
宇宙世紀0079年。地球連邦軍の若き少尉シロー・アマダは、東南アジア戦線の第08MS小隊長として赴任する途中、ジオン軍の女性パイロット、アイナ・サハリンと宇宙で交戦する。絶望的な状況で漂流した二人は、協力して生き延び、敵味方の隔てを超えた奇妙な絆を結ぶ。
地上に降りたシローを待っていたのは、密林と泥にまみれた過酷な地上戦だった。個性豊かな隊員たちを率い、陸戦型ガンダムを駆って任務をこなすシロー。しかし、作戦行動中にアイナと再会したことで、彼の運命は大きく動き出す。
「軍人」としての義務と、「一人の人間」としての想い。理想を掲げるシローの行動は、やがて連邦・ジオン両軍からスパイ容疑や裏切り者としての疑念を向けられることとなる。一方、アイナの兄ギニアスは、秘密兵器アプサラスの開発に執念を燃やし、戦局を覆そうと狂気を加速させていった。
激化する戦火の中、シローは自分たちの信じる「真実」を見つけ出すため、アイナと共に戦場を駆け抜ける。
全11話 + エピローグスペシャル(DVDの場合)
<Vol.1>
- 第1話:二人だけの戦争
- 第2話:密林のガンダム
- 第3話:信頼への限界時間(タイミリミット)
<Vol.2>
- 第4話:頭上の悪魔
- 第5話:破られた待機命令
- 第6話:熱砂戦線
<Vol.3>
- 第7話:再会
- 第8話:軍務と理想
- 第9話:最前線
<Vol.4>
- 第10話:震える山(前編)
- 第11話:震える山(後編)
- エピローグスペシャル:ラスト・リゾート
登場モビルスーツ
<連邦>
- 先行量産型ボール RB-79K
- 陸戦型ガンダム RX-79[G]
- ガンダムEz8 RX-79[G]Ez8
- 初期型ジム RGM-79[E]
- 陸戦型ジム RGM-79[G]
- ジム・スナイパー RGM-79[G]
- 量産型ガンタンク RX-75
<ジオン>
- ザクI MS-05B
- ザクII MS-06F
- ザクII(陸戦型) MS-06J
- ザクII MS-06JC
- 宇宙用高機動試験型ザク MS-06RD-4
- ザクタンク MS-06V
- グフカスタム MS-07B-3
- グフ・フライトタイプ MS-07H-8
- ドム MS-09
- アッガイ MSM-04
- アプサラスI
- アプサラスⅡ
- アプサラスⅢ
どんな方におすすめ?
お勧めできる方
- ガンダムシリーズのファン
お勧めできない方
- ガンダムに興味がない方
独立した物語ですが、ガンダム特有の設定や用語、背景知識があった方がより深く楽しめるため、全く興味がない場合はハードルが高く感じられる可能性があります。 - アニメに興味がない方
スタッフ / キャスト(登場人物)
スタッフ
- 監督:神田武幸(1 – 5話)/ 飯田馬之介(6 – 11話、ラスト・リゾート)
- 脚本:桶谷顕(1 – 9話) / 北島博明(10 – 11話、ラスト・リゾート)
- 音楽:田中公平
主要キャスト
- 檜山修之
シロー・アマダ役 - 井上喜久子
アイナ・サハリン役 - 結城比呂
ミケル役 - 小山茉美
カレン役 - 玄田哲章
サンダースJr役 - 藤原啓治
エレドア役 - 永井一郎
ジタン役 - 西村ちなみ
キキ役 - 速水奨
ギニアス役 - 市川治
ノリス役
個人的な感想 評価
*ネタばれが含まれる可能性があります。
私は評論家ではありません。映画を観たままの個人的な感想です。ご了承ください。
評価: ★★★
★★★:何度でも観たい
★★☆:忘れたころに観たい
★☆☆:1回観れば十分
宇宙世紀(U.C.)を舞台にした外伝作品の中でも、『ポケットの中の戦争』や『スターダストメモリー』と並ぶ傑作の一つだと思います。
本作は地球の地上戦を舞台にしており、泥臭く現実味のある戦闘描写が大きな特徴です。実弾兵器が主体で、ミリタリー色の強いデザインのモビルスーツ(MS)が数多く登場します。大きなバックパックを背負った陸戦型ガンダムやEz8、そしてグフカスタムといった機体はどれも非常に魅力的です。個人的には特にグフカスタムがお気に入りです。
「ガンダムを一つの兵器として描く」という点では、この作品は右に出るものがないと感じます。密林の泥にまみれ、現地改修を繰り返しながら戦い抜く陸戦型ガンダムの重厚感には圧倒されます。特にノリスが駆るグフカスタムとの市街地戦は、ガンダム史上最高の戦闘シーンの一つだと感じています。
また、敵味方に分かれたシローとアイナが、極限状態の中で惹かれ合っていく姿には胸を打たれます。ガンダム作品における恋愛要素については好みが分かれるところかもしれませんが、個人的には全く気にならず、物語の切なさを引き立てていると感じました。
ニュータイプが登場しない、泥臭くリアルな地上戦を楽しみたい方に、おすすめの作品です。


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