個人的評価: ★★☆ :忘れたころに観たい
『ナインスゲート』(原題: The Ninth Gate)は、1999年に公開された、ジョニー・デップ主演の、ミステリー・サスペンス映画です。
悪魔が書いたとされる伝説の稀覯本(希少本)をめぐり、禁断の謎に迫る物語です。
- 制作年 :1999年
- 時間 :133 分
- ジャンル:ミステリー / サスペンス
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あらすじ、 ストーリー、 解説
ニューヨークで希少本の鑑定と捜索を請け負うディーン・コルソ(ジョニー・デップ)は、悪魔研究で知られる富豪の依頼を受ける。
依頼内容は、世界に3冊しか現存しないと言われる17世紀の悪魔の祈祷書「ナインスゲート」の真贋を確かめること。 コルソは本物を探すためヨーロッパ各地を巡り、三冊の本には悪魔を召喚するための手がかりが隠されていることを知る。しかし、その調査の過程で、本の所有者たちが次々と謎の死を遂げ、怪奇な事件に巻き込まれていく。果たしてコルソは、すべての謎を解き明かし、無事に生還できるのか。そして、三冊の本に隠された真の目的とは一体何なのか。
どんな方におすすめ?
お勧めできる方
- オカルトや悪魔的なテーマに興味がある方
- 謎解きやサスペンスが好きな方
- ジョニー・デップのファン
お勧めできない方
- 激しいアクションやスリルを求める方
アクションシーンはほとんどありません。 - ホラー映画の恐怖や驚きを求める方
オカルト要素は強いですが、いわゆる「怖い」ホラー映画ではありません。 - わかりやすい物語の設定やテーマを求めている方
映画のラストは解釈が分かれます。
スタッフ / キャスト(登場人物)
スタッフ
- 監督:ロマン・ポランスキー
- 脚本:ロマン・ポランスキー / アンリック・ユルビズー / ジョン・ブラウンジョン
- 音楽:ヴォイチェック・キラール
主要キャスト
- ジョニー・デップ
ディーン・コルソ役:古書専門の鑑定士。 - フランク・ランジェラ
ボリス・バルカン役:富豪の稀覯本コレクター。3冊のうちの1冊のナインスゲートの書の所有者。 - レナ・オリン
リアナ・テルファー役:アンドリューの未亡人。売却前のナインスゲートの書の所有者の妻。 - エマニュエル・セイナー
謎の女役:コルソの旅の途中で現れる、緑色の瞳を持つ謎めいた女性。 - バーバラ・ジェフォード
ケスラー男爵夫人役:フランスに住む、3冊のうちの1冊のナインスゲートの書の所有者。 - ジャック・テイラー
ファルガス役:ポルトガルに住む、3冊のうちの1冊のナインスゲートの書の所有者。 - ジェームズ・ルッソ
バーニー役:古書店経営者でコルソの協力者。
個人的な感想 評価
*ネタばれが含まれる可能性があります。
私は評論家ではありません。映画を観たままの個人的な感想です。ご了承ください。
評価: ★★☆
★★★:何度でも観たい
★★☆:忘れたころに観たい
★☆☆:1回観れば十分
この映画はオカルト要素は強いですが、全く怖くありませんでした。私は「怖い」系のホラー映画は苦手なので、その点では安心して観ることができました。
全編を彩るのは、不穏で重厚な雰囲気と、古書を巡る知的な謎解きです。展開は非常にゆっくりで、現代的なスリルを求める人には退屈に映るかもしれませんが、その落ち着いたペースこそが、ヨーロッパの古びた街並みと、ジョニー・デップ演じる皮肉屋のコルソの雰囲気に完璧にマッチしていました。
謎が深まり、事件が次々と起こり始める中盤以降は、物語にひここまれていきます。
唯一、消化不良と感じたのは、主人公を導く謎の女性の存在です。彼女の正体や目的は最後まで明かされず、観客の想像に委ねられる形となります。この余韻を楽しむか、物足りなさを感じるかで、評価は分かれるでしょう。
静かなミステリーやサスペンスが好きな方、またはジョニー・デップが好きな方にはおすすめの映画です。

