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スウォーズマン 剣士列伝 紹介・感想

個人的評価: ★☆☆ :1回観れば十分


『スウォーズマン 剣士列伝』(原題: 笑傲江湖 英題: Swordsman)は、1990年に公開されたサミュエル・ホイ主演の、武侠アクション・ファンタジー映画です。

作家・金庸(きんよう)の武侠小説『秘曲 笑傲江湖』を原作とし、秘伝の武術書「葵花宝典」を巡る武術家たちの争いを描いた物語です。

  • 制作年 :1990年
  • 時間  :117 分
  • ジャンル:アクション / ファンタジー

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あらすじ、 ストーリー、 解説

明の時代、天下を制することができるという武術の秘伝書「葵花宝典」が宮廷の書庫から盗まれた。
東廠の長官は、側近のオウヨウとともに容疑者ラムの討伐へ向かう。そして、長官は五嶽派の盟主ツォーを刺客と送り込んでラムを殺害。しかし、華山派の剣士リンと妹弟子チビの妨害によって秘伝書の奪還には失敗する。一方、ラムから息子への伝言を託されたリンは、執拗な追っ手から逃れる途中、日月神教コク老人たちと出会い秘曲「笑傲江湖」の楽譜を託される。やがて、師匠のもとに戻ったリンだったが、なんと師匠の傍らには、ラムの息子になりすました、オウヨウの姿があった。かくして秘伝書を巡る騒動は、武林を揺るがす戦いへと発展していく。

どんな方におすすめ?

お勧めできる方

  • 笑傲江湖(しょうごうこうこ)とはどんな物語かさわりだけでも観てみたい方
    広大な原作の世界観の入り口として、主要キャラクターやテーマをダイジェストで追体験できます。
  • 武侠アクションをみてみたい方
    ワイヤーアクション全盛期の香港映画らしい、スピーディーな剣戟に興味がある方。

お勧めできない方

  • 『笑傲江湖』の原作小説やTVシリーズを観たことのある方
    原作は長編かつ複雑な設定ですが、映画版は説明を大幅に省き、展開もかなり駆け足です。原作の深みや緻密さを期待すると、物足りなさを感じる可能性が高いです。
  • リアルな時代劇やアクションを期待する方
    超人的な武術描写やファンタジー要素が強い物語です。
  • 暴力シーンが苦手な方

スタッフ / キャスト(登場人物)

スタッフ

  • 監督:キン・フー / ツイ・ハーク / チン・シウトン / レイモンド・リー / アンドリュー・カン
  • 脚本:ツイ・ハーク / ウォン・イン 他
  • 音楽:ジェームズ・ウォン

主要キャスト

  • サミュエル・ホイ
    リン(令狐冲)役:主人公。五嶽派の一つ華山派(かざんはい)の筆頭弟子。
  • イップ・トン
    チビ(岳霊珊)役:令狐冲の師匠である岳不群の娘で、令狐冲とは兄弟弟子
  • ジャッキー・チュン
    オウヨウ(欧陽全)役:皇帝直属の特務機関の宦官。
  • ユン・ワー
    ツォー(左冷禅)役:五嶽派の一つである嵩山派のリーダー。

個人的な感想 評価

この映画の原作である『笑傲江湖』は長編小説です。そのため、原作やTVドラマシリーズに触れずに本作を観た方にとっては、物語の背景が十分に語られておらず、内容を把握しづらいと感じるかもしれません。結果として、登場人物への感情移入が難しくなっているように感じました。

映画版は、武術の秘伝書「葵花宝典」を巡る、やや単純化された剣戟アクションストーリーに終始している印象です。

本来、原作やTVドラマシリーズでは、五嶽派と呼ばれる各流派の複雑な関係性や、それらと敵対する日月神教との構図、そして五嶽派の一つである華山派の弟子・令狐冲(映画での呼称はリン)と、彼の師匠である岳不群の対立に至る過程が詳細に描かれています。

さらに、作品の原題にもなっている楽曲「笑傲江湖(しょうごうこうこ)」が持つ意味合いについても、映画ではさらっと流す程度に留まっており、このタイトルが持つ本来の深遠なテーマは、原作を読まなければ理解できないでしょう。

全体的に、物語の核心的な要素をうわべだけ繋ぎ合わせたような、簡略化された「劣化版」の物語だと感じました。

幸いにも、私は『笑傲江湖』のTVシリーズのDVD持っており視聴していたため、物語を理解できたのは良かったのですが、この映画は一度見れば十分だと感じました。

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