個人的評価: ★★☆ :忘れたころに観たい
『SPIRIT スピリット』(原題: 霍元甲 英題:Fearless)は、2006年に公開されたジェット・リー主演のアクション映画です。
清朝末期に実在した伝説の武術家、霍元甲(フォ・ユァンジア)の生涯を基にした作品で、日本の中村 獅童が出演してたことで話題になった物語です。
天津で最高の格闘家となった霍元甲が、悲劇的な事件を機に、挫折を乗り越えて再生し、武術の真の強さを知る。そして、祖国の名誉と武術の精神を懸け、異種格闘技戦で外国人格闘家たちに挑む物語です。
- 制作年 :2005年
- 時間 :103 分
- ジャンル:アクション
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あらすじ、 ストーリー、 解説
病弱だった少年時代、フォ・ユァンジアは強さを求め「武」の世界に憧れる。武術家である父は息子に同じ道を歩ませることを嫌い、稽古をつけなかったが、フォは独学で武術を習得し、やがて天津一の格闘家となる。
しかし、連戦連勝で傲慢になったフォは、ある日、弟子が怪我を負わされたことに怒り、相手を殺してしまう。その報復で、彼の母親と娘が殺されるという悲劇に見舞われ、フォはすべてを失い、悲嘆のどん底に落ちる。
絶望して故郷を去り、名を偽って流れ着いた辺境の村で、フォは農夫として生活を始める。そこで出会った村人たちの優しさや純朴さに触れ、次第に生きる希望を見出し、武術における「強さ」の本当の意味を悟る。
数年後、フォは天津に戻る決心をし、真の武術家として再起する。彼は武術の目的は人を倒すことではなく、道義と修養にあると考え、民族の自尊心を取り戻すため、上海で開催される史上初の異種格闘技戦に出場する。
フォは欧米列強の屈強な格闘家たちと、日本武道家の田中安野(中村獅童)らと続けて対戦する不利な状況に挑む。死力を尽くして戦うフォの胸には、勝者の栄光ではなく、静かにたぎる熱い情熱があった。田中との試合中、フォは毒を盛られてしまうが、最後まで正々堂々とした武術精神を貫き通し、田中と互いの武術精神を認め合う。試合後、フォはわずか42歳で亡くなるが、彼の武術精神と、真の武術家を育成するための「精武体育会」のスピリットは後世に受け継がれていく。
どんな方におすすめ?
お勧めできる方
- 本格的なカンフーアクションが観たい方
- 歴史ドラマが好きな方
お勧めできない方
- 暴力シーンが苦手な方
スタッフ / キャスト(登場人物)
スタッフ
- 監督:ロニー・ユー
- 脚本:クリスティン・トー / クリス・チョウ
- 音楽:梅林茂
主要キャスト
- ジェット・リー
霍元甲(フォ・ユェンジア)役:主人公。清朝末期に実在した伝説的な武術家。 - スン・リー
エンツー役:霍元甲が落ちぶれていた時期に出会う盲目の村娘。 - ネイサン・ジョーンズ
ヘラクレス・オブライアン役:霍元甲が対戦するアメリカのレスラー。 - 中村獅童
田中安野役:霍元甲と異種格闘技戦を行う日本の柔道家。 - 原田眞人
ミスター三田役:日本の実業家。
個人的な感想 評価
*ネタばれが含まれる可能性があります。
私は評論家ではありません。映画を観たままの個人的な感想です。ご了承ください。
評価: ★★☆
★★★:何度でも観たい
★★☆:忘れたころに観たい
★☆☆:1回観れば十分
カンフー映画といえば、様々な武器を使った流れるようなアクションが特徴です。そうしたアクションをジェット・リーが演じているのですから、面白さに間違いがなく、非常に見応えがありました。
「武術とは何か」というテーマに関しては、日本人であれば、精神を鍛えるため、あるいは己を磨くため、と理解している方が多いと思います。この映画はそのような日本人の価値観に共感できる内容で、感情移入できました。
また、中村獅童さんを歌舞伎俳優としてしか知らなかったため、アクションができるのか不安でしたが、見事にしっかりとこなしていて、それも見どころの一つだと感じました。

