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サウンド オブ サンダー 紹介・感想

個人的評価: ★★☆ :忘れたころに観たい


『サウンド オブ サンダー』(原題: A Sound of Thunder)は、2004年に公開されたエドワード・バーンズ主演の、SF・パニック映画です。SF作家レイ・ブラッドベリの短編小説「サウンド・オブ・サンダー」を原作とした作品です。

タイムトラベルでの些細なミスが、未来に大きな影響を及ぼすという「バタフライ効果」をテーマにした物語です。

  • 制作年 :2004年
  • 時間  :102 分
  • ジャンル:SF / パニック

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あらすじ、 ストーリー、 解説

舞台は2055年のシカゴ。タイムトラベルをビジネスとする会社「タイムサファリ社」は、裕福な顧客を太古の地球に送り込み、絶滅寸前の恐竜を狩るツアーを提供していた。
彼らのルールは非常に厳格だ。過去に影響を与えないよう、足を踏み入れる場所は定められたルートのみ、そして狩るのは未来に死ぬ運命にある恐竜だけ、という徹底したものだった。
ある日、ツアーガイドのトラヴィスは、顧客の1人が些細なミスでルートから外れ、一匹の蝶を踏み殺してしまうという事故に遭遇する。
現代に戻った彼らが目にしたのは、少しずつ変化していく世界だった。最初は気温の変化や奇妙な植物の出現といった小さな異変だったが、やがて「タイムウェーブ」と呼ばれる変化の波が押し寄せ、生物の進化までもが歪んでいく。
トラヴィスたちは、この異変の原因をつきとめ、人類の歴史が完全に書き換えられてしまう前に、過去の過ちを正すことができるのだろうか。

どんな方におすすめ?

お勧めできる方

  • 「B級映画」「Z級映画」愛好家の方
    酷評されている映画です。そんな映画に興味がある方。
    *Z級映画:
    A級・B級といった従来の格付けの下に位置する、品質が低いと見なされる映画。
  • どんな映画でも、一度は自分で見てみたいと思う方

お勧めできない方

  • 整合性の取れたSF設定を重視する方
  • 高品質なCG映像を期待する方
    2004年の映画としてはVFXのクオリティが非常に低いといわれています。
  • 原作小説『サウンド・オブ・サンダー』のファン
  • 批評家の評価を重視する方

スタッフ / キャスト(登場人物)

スタッフ

  • 監督:ピーター・ハイアムズ
  • 脚本:トーマス・ディーン・ドネリー / ジョシュア・オッペンハイマー / グレッグ・ポイリアー
  • 音楽:ニック・グレニー=スミス

主要キャスト

  • エドワード・バーンズ
    トラヴィス・ライヤー役
  • キャサリン・マコーマック
    ソニア・ランド役
  • ベン・キングズレー
    チャールズ・ハットン役
  • ジェミマ・ルーパー
    ジェニー・グレイス役
  • デビッド・オイェロウォ
    マーカス・ペイン役

個人的な感想 評価

この映画は「バタフライ効果」をテーマにした物語で、一般的には酷評されている作品です。私は原作小説を知らないため、純粋にこの映画単体としての感想を述べます。

「バタフライ効果」とは
小さな(些細な)出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事(結果)につながる現象です。

テーマ自体は面白いと思いますが、このバタフライ効果をタイムトラベルに持ち込んだため、話がチグハグになってしまっていると感じました。

タイムトラベル映画にありがちな矛盾が多く、それに違和感を覚えてしまい、物語に没頭できませんでした。

特に気になったのは、些細なミスが未来に甚大な影響を及ぼすにもかかわらず、なぜか人間だけには影響がないのかという点です。ミス発覚後、現代では次第に他の動物や植物が変化し狂暴化していきます。しかし、なぜか人間だけは影響がなく、最後に訪れる「変化の波」でようやく人間も変化するとしています。

そもそも、過去が変化している時点で、現代に生きている主人公やその関係者が存在しているとは限りません。物語を成立させるためには必要な設定かもしれませんが、あまりにご都合主義的すぎると感じました。

CGやVFXのクオリティーに関しても酷評されているようですが、個人的にはそこまで気になりませんでした。日本映画を見慣れているせいか、それと比べれば良い方だと感じます。

結果として、この映画はバタフライ効果という魅力的なアイデアを採用したことが、かえって失敗の要因だったのではないかと思います。

こういったもやもやとした納得できない部分はありますが、一般的に酷評されているというイメージは個人的にはありません。「タイムパラドックスを題材にしたパニックアクションエンターテイメント」として割り切って見れば、楽しめる物語でした。

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