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ファイヤーウォール 紹介・感想

個人的評価: ★★☆ :忘れたころに観たい


『ファイヤーウォール』(原題: Firewall)は、2006年に公開されたハリソン・フォード主演のサスペンス・アクション映画です。 

銀行のセキュリティ専門家が、家族を人質に取られ、自ら作ったシステムを破ることを強要される緊迫のクライム・サスペンスです。 

  • 制作年 :2006年
  • 時間  :105 分
  • ジャンル:サスペンス / アクション

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あらすじ、 ストーリー、 解説

銀行のコンピュータ・セキュリティの専門家であるジャック・スタンフィールドは、自らが開発した鉄壁のセキュリティシステム「ファイヤーウォール」で銀行の資産を守り、最高幹部の地位に就いていた。
しかしある日、男ビル・コックス率いる強盗グループに妻と子供たちを人質に取られてしまう。ビルは、ジャックにその専門知識を悪用させ、彼が勤める銀行から1億ドルを盗み出すよう強要する。
家族の命を守るため、ジャックは自らが作り上げたセキュリティを破ることを強いられる。あらゆる手段を講じて強盗グループの要求を遂行しようとするが、同時に家族を救い出し、犯人に立ち向かうための打開策を模索する。
ジャックは頭脳を駆使した攻防を繰り広げ、強盗犯との緊迫した知恵比べが展開される。彼は、自らの家族と銀行の資産を守るため、体を張った行動に出ることになる。

どんな方におすすめ?

お勧めできる方

  • スペンス・アクションが好きな方
  • ITセキュリティの題材に興味がある方
  • 技術的な考証の厳密さを気にしない方。
  • ハリソン・フォードのファン

お勧めできない方

  • 高度なIT・ハッキング描写を期待する方
    技術的な描写は現実離れしていたり、ご都合主義的な部分があります。
  • 暴力シーンが苦手な方

スタッフ / キャスト(登場人物)

スタッフ

  • 監督:リチャード・ロンクレイン
  • 脚本:ジョー・フォート
  • 音楽:アレクサンドル・デプラ

主要キャスト

  • ハリソン・フォード 
    ジャック・スタンフィールド役:銀行のセキュリティシステム専門家
  • ポール・ベタニー
    ビル・コックス役:実業家。犯罪グループのリーダー。
  • ヴァージニア・マドセン
    ベス・スタンフィールド役:ジャックの妻。
  • メアリー・リン・ライスカブ
    ジャネット・ストーン役:ジャックの秘書。

個人的な感想 評価

犯人グループは、現金強盗という直接的な手段ではなく、銀行内のシステムから直接大金を盗み出そうとしました。そのために目をつけたのが、セキュリティシステムの開発者である主人公のジャックです。

彼らはジャックの家族を人質に取り、脅迫することで、自分たちが用意した口座へ大金を送金させようと企みます。

家族の命がかかった絶体絶命の状況で、主人公自身が開発した鉄壁のシステムを突破するというストーリーは、非常に緊張感があり、映画としては楽しめる作品だと思います。

ですが、物語の中の一部の描写、特に技術的な手法に違和感を覚え、不満を感じる部分がありました。

私は銀行システムやソフトウェアに関する専門知識はありませんが、ハードウェア的な観点で納得できない点がありました。

それは、ディスプレイに表示された口座番号の一覧をスキャンしてデータ化するシーンです。

ジャックは、FAXのイメージセンサーとiPodを接続し、画面をスキャンする自作のガジェットで情報を読み取らせていましたが、あの方法は技術的に不可能でしょう。

もともとイメージセンサーは、光を発して反射した信号をアナログデータとして取り込みます。読み取ったアナログデータをデジタルに変換するには、専用の回路やソフトウェアが必要です。そのため、単純にiPodに接続しただけでデータを送れるわけがありません。さらに、イメージセンサーは画面に張り付けるだけで正確に信号を読み取れるものではなく、カメラのようにフォーカス(ピント)を合わせる調整も不可欠です。やはり、あれは絶対に無理があります。iPodにしても、どんなファイル形式のデータでも処理できるはずがありません。

このように、「やりたいことはわかるが、技術的には不可能でしょ」という、とってつけたような描写がいくつかあり、もやもやしました。

こうした技術的なリアリティの欠如が、この作品の評価が分かれる要因になっているのだと思います。

とはいえ、専門的な事柄をあまり意識せずに、純粋なサスペンス・アクションとして楽しむ分には、非常によくできた作品だと感じています。

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