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レッド・プラネット 紹介・感想

個人的評価: ★★☆ :忘れたころに観たい


『レッド・プラネット』(原題: Red Planet)は、2000年に公開されたヴァル・キルマー、キャリー=アン・モスら出演の、SF・アクション・アドベンチャー映画です。

2050年の近未来、環境汚染と人口爆発で滅びゆく地球を救うため、人類の移住先として「テラフォーミング(惑星改造)」が進められていた火星を舞台に、予期せぬ事故に見舞われた探査隊の過酷な運命が描いた物語です。

  • 制作年 :2000年
  • 時間  :107 分
  • ジャンル:SF / アクション / アドベンチャー

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あらすじ、 ストーリー、 解説

2050年、地球は環境汚染により居住不能の危機に陥っていた。人類は火星を第2の地球とすべく、藻類を送り込んで酸素を作り出す「テラフォーミング」計画を実行に移す。
しかし、順調と思われた酸素濃度が突如として急降下。原因を調査するため、エンジニアのギャラガーら6人の隊員と探査ロボット「AMEE(エイミー)」からなる探査隊が火星へと向かった。
火星到着直前、強烈な太陽フレアが宇宙船を襲う。クルーは脱出ポッドで火星表面へ不時着するが、そこで待ち受けていたのは、無残に枯れ果てた藻類と、生存を拒むかのような希薄な大気であった。
さらに、フレアと着陸時の衝撃で故障したAMEEの軍事用プログラムが作動。執拗にクルーを追い詰める「狩人」へと変貌する。
酸素残量は残りわずか。補給基地は破壊され、通信も途絶。絶望的な状況下で、ギャラガーたちは生き残りをかけ、未知なる火星の謎と暴走する殺戮兵器に立ち向かう。

どんな方におすすめ?

お勧めできる方

  • 火星サバイバルという設定に惹かれる方
  • 深く考えずに楽しめる映画を求めている方

お勧めできない方

  • 緻密な科学考証を重視する方
  • 「ご都合主義」と感じやすい方

スタッフ / キャスト(登場人物)

スタッフ

  • 監督:アントニー・ホフマン
  • 脚本:チャック・ファーラー / ジョナサン・レムキン
  • 音楽:グレーム・レヴェル

主要キャスト

  • ヴァル・キルマー
    ギャラガー役
  • キャリー=アン・モス
    ボーマン船長役
  • トム・サイズモア
    バーチェナル博士役
  • テレンス・スタンプ
    シャンティラス博士役

個人的な感想 評価

火星でのサバイバルを描いた作品です。過酷な火星の風景描写は、個人的に非常に雰囲気があり、とても良いと感じました。

登場するロボット「AMEE(エイミー)」の軍事モードについては、カンフーのようなアクロバティックな動きは面白いと思いました。しかし、これが軍用モードなのか?と疑問を感じる演出でもあります。また、火星に降り立った隊員たちが繰り広げるサバイバル模様についても、劇中の展開としてはそれなりに納得できる内容だと思いました。

ただ、全体として非常に「映画的」で、リアリティの欠如が目立ちます。
まず、火星の酸素濃度が低下したからといって、いきなり有人探査を送り込むのは現実的ではありません。そもそも現地の状況を監視する無人カメラなどの設備が全くないのか、という点にも大きな違和感を覚えます。

最も気になったのは、火星脱出のシーンです。数十年前のロシア製宇宙船のバッテリー切れを補うため、エイミーのバッテリーを奪取して代用しようとしますが、これはあまりにも映画的な「ご都合主義」と言わざるを得ません。
本来、宇宙船と最新ロボットのバッテリー規格が合うはずもありませんし、激しく破壊したエイミーからバッテリーだけが無傷で回収できると考えるのも安易です。電圧や電流といった特性、あるいは電気・電子回路の基礎知識を無視した、強引な発想に感じられました。

こうした技術的・論理的な細かい矛盾を気にせず、エンターテインメントとして割り切って観られる人であれば、それなりに楽しめる作品だと思います。

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