個人的評価: ★★☆ :忘れたころに観たい
『LIMIT OF LOVE 海猿』は、2006年に公開された伊藤英明主演の、パニック・アクション・ロマンス映画です。海上保安官の活躍を描く「海猿」シリーズの映画第2弾です。
原作は、佐藤秀峰(原案・取材:小森陽一)による日本の漫画『海猿』です。
大型フェリーが座礁し、沈没まで4時間という絶望的な状況下で、海上保安官が最愛の人と620名の命を救うために挑む物語です。
- 制作年 :2006年
- 時間 :117 分
- ジャンル:パニック / アクション / ロマンス
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あらすじ、 ストーリー、 解説
潜水士として経験を積んだ仙崎大輔は、鹿児島航空基地機動救難隊の隊員として、バディの吉岡らと共に過酷な現場で救助にあたっていた。一方、恋人の環菜とは将来の約束ができないまま、微妙な関係が続いていた。
そんな中、乗員乗客620名を乗せた大型フェリー「くろーばー号」が鹿児島沖で座礁する事故が発生。環菜も横浜に帰るため偶然この船に乗船していた。
沈没までのタイムリミットが4時間と迫る中、仙崎は吉岡と共に船内へ突入。逃げ遅れた負傷者や妊婦、そして環菜を発見する。しかし、船体の崩落と浸水が加速し、退路が次々と断たれていく。
爆発と火災が追い打ちをかける極限状態の船内で、仙崎は自らの命を懸けて、一人でも多くの命を救うために奔走する。絶望的な状況に追い込まれながらも、彼は「全員生還」を信じ、最後まで諦めずに戦い続ける。
どんな方におすすめ?
お勧めできる方
- 海猿シリーズのファンの方
- パニック・アクションと恋愛を楽しみたい方
お勧めできない方
- 徹底したリアリティを求める方
- 海猿シリーズに興味がない方
- 「ご都合主義」と感じやすい方
スタッフ / キャスト(登場人物)
スタッフ
- 監督:羽住英一郎
- 脚本:福田靖
- 音楽:佐藤直紀
主要キャスト
- 伊藤英明
仙崎大輔 役 - 加藤あい
伊沢環菜 役 - 佐藤隆太
吉岡哲也 役 - 大塚寧々
本間恵 役 - 吹越満
海老原真一 役 - 浅見れいな
乙部志保里 役 - 美木良介
桂木貞之 役 - 石黒賢
北尾勇 役 - 時任三郎
下川嵓 役
個人的な感想 評価
*ネタばれが含まれる可能性があります。
私は評論家ではありません。映画を観たままの個人的な感想です。ご了承ください。
評価: ★★☆
★★★:何度でも観たい
★★☆:忘れたころに観たい
★☆☆:1回観れば十分
原作漫画の映画化第1弾、そしてTVドラマシリーズを経て制作された、映画第2作目となる作品です。
本作はシリーズを観ていなくても楽しめますが、前作までの流れを知っていた方がより深く味わえると思います。私は第1作とTV版の内容を知っていたので、当時このDVDを購入しました。
海上保安官の活動を描くというテーマは非常に興味深く、パニック映画としての題材も面白いと感じます。しかし、この映画に関してはロマンス要素が強調されすぎており、個人的にはあまり好みではありませんでした。
特に、一刻を争う極限状態の中で恋人の環菜にプロポーズをするなどの展開は、「今、それをしている場合なのか」と疑問を感じてしまいます。このような演出を好む方もいるとは思いますが、個人的には描写の仕方に違和感を感じてしまいました。
また、物語全体に「ご都合主義」的な展開が多すぎる点も気になります。救出作戦の重要なタイミングで決まってハプニングが起きる点や、無線が故障し、脱出の途中で見つけた「誰のものかも分からない携帯電話」から、迷わず恋人の番号へかけて繋がる展開には強い違和感を覚えました。また、仙崎たちが行方不明という絶望的な状況の救難対策本部に、民間人である環菜が入り込み、現場とやり取りをする描写も、現実の救助活動としては考えられず、あまりに不自然です。結末についても、予定調和のように全員が助かるという点も気になりますが、このような映画だから仕方ないのかもしれません。
救助活動の描写自体には興味があるのですが、あまりにロマンスやご都合主義的な展開が多いため、一本の作品としては、個人的には微妙だと思いました。
シリーズ
- 海猿 ウミザル (2004年)
- TVドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』(2005年~)
- LIMIT OF LOVE 海猿(2006年)


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