個人的評価: ★★★ :何度でも観たい
『スパイダーマン2』(原題: Spider-Man 2)は、2004年に公開されたトビー・マグワイア主演の、SF・アクション・ファンタジー(スーパーヒーロー)映画です。トビー・マグワイア主演シリーズの2作目です。
ピーター・パーカーのヒーローとしての苦悩と成長を深く描いた物語です。
- 制作年 :2004年
- 時間 :127 分
- ジャンル:SF / アクション / ファンタジー
DVD、ブルーレイ購入
あらすじ、 ストーリー、 解説
前作から2年。大学生になったピーター・パーカーは、ヒーロー活動、学業、生活費を稼ぐアルバイトに忙殺される日々を送っていた。多忙のあまり大学の成績は下がり、最愛のMJとの関係も疎遠に。さらに、父をスパイダーマンに殺されたと信じ込む親友ハリーとの友情にも亀裂が入り、ピーターはヒーローとしての宿命と私生活の板挟みで心身ともに疲弊していく。
その精神的な葛藤はやがて身体にも異変をきたし、突如スパイダーマンとしての特殊能力を喪失。ついにピーターはコスチュームを捨て、普通の青年として生きる決断を下す。
しかし、そんな折に新たな脅威が現れる。ハリーの紹介で出会い、その知性と人格にピーターが敬意を抱いた物理学者のDr・オクタビアス博士だ。核融合実験の事故によって4本の人工アームに意識を支配され、「ドクター・オクトパス」と化した彼は、再実験の資金を得るため街を破壊し始める。愛する人々、そして街に危機が迫るなか、ピーターは再び自分自身の正義と向き合うことになる。
どんな方におすすめ?
お勧めできる方
- 前作を観て気に入った方
お勧めできない方
- 前作を観ていない方
- 前作を楽しめなかった方
スタッフ / キャスト(登場人物)
スタッフ
- 監督:サム・ライミ
- 脚本:アルヴィン・サージェント
- 音楽:ダニー・エルフマン
主要キャスト
- トビー・マグワイア
ピーター・パーカー / スパイダーマン役 - キルスティン・ダンスト
メリー・ジェーン・ワトソン(MJ)役 - アルフレッド・モリーナ
Dr・オクタビアス / ドック・オク役 - ジェームズ・フランコ
ハリー・オズボーン役
個人的な感想 評価
*ネタばれが含まれる可能性があります。
私は評論家ではありません。映画を観たままの個人的な感想です。ご了承ください。
評価: ★★★
★★★:何度でも観たい
★★☆:忘れたころに観たい
★☆☆:1回観れば十分
シリーズ2作目となる今作は、ヒーローとしての宿命と私生活の板挟みで、心身ともに疲弊していくピーターの姿を描いた物語です。超人的な能力を持ちながらも、家賃の支払いや恋愛に悩むピーター・パーカーの「等身大の葛藤」が深く描かれており、単なる悪者を退治するヒーロー物ではなく、人間ドラマの要素が強いと感じました。仕事中でもMJ(メリー・ジェーン)と約束していても、街にサイレンが鳴ればヒーローとしての行動を優先してしまうため、仕事も恋愛もうまくいかない様子や、その切なさには同情してしまいます。
今回のヴィランであるドック・オクも、1作目と同様に元々は悪人ではありません。実験中の事故によって4本のアームに意識を奪われ暴走してしまいますが、最終的には人間の意識を取り戻し、自身が起こしたことへの責任を取る形で終わります。私はこのようなヴィランの描き方が好きです。
また、今回は物語の終盤にかけて、スパイダーマンの素顔が周囲に知られていく展開が印象的でした。正体を知った時の反応は様々で、特に電車の乗客たちが「彼はまだ若すぎる」と驚きながらも、彼を守るために「誰にも言わない」と誓う場面や、MJが愛した人の正体を知った時の反応には非常に感動しました。さらに、宿敵となったドック・オクや、親友であるハリーがその素顔を目の当たりにするシーンも、それぞれの複雑な感情が伝わってきました。
ただのヒーロー映画ではなく、ヒーローが持つ葛藤を描いた人間ドラマとして、1作目以上に良い映画だと思いました。


コメント