個人的評価: ★★☆ :忘れたころに観たい
『炎の大捜査線』(原題: 火燒島、英題:Island of Fire)は、1991年に公開されたアクション・サスペンス映画です。台湾と香港合作で、レオン・カーフェイ、ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、アンディ・ラウといった香港スターが豪華共演を果たした作品です。
元NBAスターのデニス・ロッドマン演じるインターポールの特別捜査官サイモンが、国際的な兵器商人による誘拐事件を追う物語です。
- 制作年 :1991年
- 時間 :96 分
- ジャンル:アクション / サスペンス
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あらすじ、 ストーリー、 解説
警察官のウェイは、目の前で婚約者の父である警察署長を暗殺される。犯人が逃走に用いた車はその場で爆発し、犯人も死亡した。しかしウェイは捜査の過程で、爆死した犯人の指紋が、3か月前に死刑を執行されたはずの囚人のものと一致するという、不可解な事実に突き当たる。
真相を暴くべく、ウェイは自ら罪を犯して悪名高き監獄「火焼島(かしょうとう)」へと潜入する。
そこで彼は、愛する人の手術代を稼ぐため不慮の事故で組織の男を殺したロン、息子のために脱獄を繰り返すキア、そしてロンに弟を殺され報復に燃える組織のボス、ピンバルらと出会う。
ウェイは地獄のような獄中生活に耐えながら、囚人たちの間に芽生える奇妙な絆と、所長が支配する刑務所の恐るべき裏側に迫っていく。死刑囚たちが密かに「ある目的」のために生かされているという疑惑が深まる中、ウェイと仲間たちは巨大な陰謀の渦に巻き込まれていく。
どんな方におすすめ?
お勧めできる方
- 香港スターが共演に興味がある方
レオン・カーフェイ、ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、アンディ・ラウ
お勧めできない方
- ジャッキー・チェン主演映画だと思っている方
主要キャストですが主演ではありません。 - 論理的なストーリー展開を重視する方
スターを無理やり共演させた背景もあり、個々のエピソードが強引に繋がっている側面があります。 - 暴力シーンが苦手な方
スタッフ / キャスト(登場人物)
スタッフ
- 監督:チュ・イェンピン
- 脚本:フー・リー / イェン・ユン・チャオ
- 音楽:-
主要キャスト
- レオン・カーフェイ
ウェイ役 - ジャッキー・チェン
ロン役 - サモ・ハン・キンポー
キア役 - アンディ・ラウ
ピンバル 役
個人的な感想 評価
*ネタばれが含まれる可能性があります。
私は評論家ではありません。映画を観たままの個人的な感想です。ご了承ください。
評価: ★★☆
★★★:何度でも観たい
★★☆:忘れたころに観たい
★☆☆:1回観れば十分
この映画は、日本のプロモーションではジャッキー・チェンが前面に押し出されているため、彼が主役であるかのように感じてしまいます。しかし、実際の主演はウェイ刑事役のレオン・カーフェイであり、主要キャストの一人に過ぎないジャッキーを主演に見せる宣伝手法には違和感を覚えます。
映像の古さも目立ちますが、それ以上に物語の展開に疑問が残ります。ウェイ刑事は潜入捜査のために自ら投獄されたはずですが、劇中では捜査らしい過程がほとんど描かれません。彼が刑務所にいる間は、キア、ロン、ピンバルといった他の囚人たちのエピソードが語られるばかりで、捜査の進行が置き去りにされています。
さらに終盤、看守を殺害して死刑を執行されたはずのウェイが医務室で目を覚まし、他の囚人たちと共に要人暗殺を命じられる展開はあまりに唐突です。ストーリーの論理性という点では、どうしても無理があるように感じられます。
一方で、ジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーが激しい銃撃戦を繰り広げる場面は非常にレアであり、本作ならではの貴重な見どころと言えます。内容は散漫ですが、香港の豪華スターが一堂に会し、彼らの珍しいガンアクションを堪能できるという意味で、貴重な映画だと思いました。


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