個人的評価: ★☆☆ :1回観れば十分
『オーシャンズ 12』(原題: Ocean’s Twelve)は、2004年に公開されたジョージ・クルーニー主演の、クライム・サスペンス・アクション映画です。2001年の『オーシャンズ11』の続編です。
カジノ王から借金返済を迫られたオーシャンズが、ヨーロッパを舞台に謎の天才怪盗と『世界一の泥棒』の座を懸けて競い合う物語です。
- 制作年 :2004年
- 時間 :125 分
- ジャンル:クライム / サスペンス / アクション
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あらすじ、 ストーリー、 解説
前作でラスベガスのカジノから巨額の現金を盗み出したダニー・オーシャンと仲間たち。しかし、復讐に燃えるカジノオーナー、ベネディクトに居場所を突き止められ、「利子を付けて金を返せ」と脅迫される。
返済期限はわずか2週間。ダニーたちは追手を逃れてヨーロッパへ渡り、アムステルダムやパリ、ローマを舞台に新たな強奪計画を練る。しかし、行く手にはユーロポールの敏腕捜査官イザベルが立ちはだかり、さらに「ナイト・フォックス」と名乗る謎の怪盗が、ダニーたちに「どちらが世界一の泥棒か」を競う勝負を仕掛けてくる。
包囲網が狭まる中、オーシャンズはかつてない窮地に追い込まれていく。
どんな方におすすめ?
お勧めできる方
- 前作を観た人で、このシリーズが気になる方
お勧めできない方
- 前作を観ていない方
- 前作と同様なチームワークを駆使したスタイリッシュな展開を期待する方
- リアリティを重視する方
- 「ご都合主義」と感じやすい方
スタッフ / キャスト(登場人物)
スタッフ
- 監督:スティーヴン・ソダーバーグ
- 脚本:ジョージ・ノルフィ
- 音楽:デヴィッド・ホームズ
主要キャスト
- ジョージ・クルーニー
ダニー・オーシャン役 - ブラッド・ピット
ラスティ役 - マット・デイモン
ライナス役 - キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
イザベル・ラヒリ役 - ジュリア・ロバーツ
テス役
個人的な感想 評価
*ネタばれが含まれる可能性があります。
私は評論家ではありません。映画を観たままの個人的な感想です。ご了承ください。
評価: ★☆☆
★★★:何度でも観たい
★★☆:忘れたころに観たい
★☆☆:1回観れば十分
本作はシリーズの第2作目ですが、前作のような「11人のプロが特技を駆使して鮮やかに金庫を攻略する」という爽快な展開を期待していると、非常にがっかりさせられる内容となっています。
物語は、前作で大金を盗み出したカジノオーナーのベネディクトから脅迫され、利子を付けて返済することを要求されるという、後ろ向きな動機から始まります。資金調達に奔走するオーシャンたちの前に、謎の怪盗「ナイト・フォックス」が現れて邪魔をしますが、彼に翻弄されるあまり仲間が次々と投獄されてしまい、チームとしての一体感がほとんど感じられません。11人のプロ集団が、たった一人のライバルに追い詰められていく構図もアンバランスで、プロとしての魅力が損なわれているように感じます。
しかもそのライバルの「ナイト・フォックス」も、踊っているだけの男。それはブラジルのカポエイラらしいが、盗みの手口もそのカポエイラのテクニックでアラーム用のセンサーを回避するというもので、あまりにも出来すぎであり得ないと感じました。
また、後から12人目のメンバーとして協力するテスが「ジュリア・ロバーツ本人」を演じるという演出も、映画の世界観を壊す「茶番」のように見えてしまいました。
最も残念なのは、結末の描き方です。メインとなる強奪の手口は伏せられたまま物語が進み、最後に「実はこうでした」とネタばらしのように語られますが、これでは単なる後付けで、しっくりきません。
前作のようなスタイリッシュな展開を期待していましたが、豪華キャストが集まって内輪の遊びを演じているだけのように見え、終始モヤモヤ感が残る残念な作品という印象でした。


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