個人的評価: ★★☆ :忘れたころに観たい
『インベージョン』(原題: The Invasion)は、2007年に公開されたニコール・キッドマンとダニエル・クレイグが主演のSF・スリラー映画です。原作はジャック・フィニイのSF小説『盗まれた街』(原題:The Body Snatchers)です。
宇宙からのウイルスに感染して感情をなくした人々に、ただ一人息子を守るために眠らずに立ち向かう母親を描いた物語です。
- 制作年 :2007年
- 時間 :99 分
- ジャンル:SF / スリラー
DVD、ブルーレイ購入
あらすじ、 ストーリー、 解説
原因不明のスペースシャトル墜落事故が発生し、破片には宇宙から飛来した未知のウイルスが付着していた。このウイルスが世界中で謎の感染症を引き起こす。
ワシントンDCで働く女性精神科医のキャロル・ベネルは、患者たちが身近な家族や友人が見た目は変わらないのにどこか別人になってしまったと訴えるのを耳にし、周囲でひそかに異変が進行していることに気づく。
このウイルスに感染した人間は、REM睡眠中に遺伝子を書き換えられ、感情を失った無表情な「何か」へと変貌してしまう。彼らは人間的な感情を持たず、感染者を増やし続けていく。
キャロルは、同僚の医師ベン・ドリスコルらとともに、この謎のウイルスの原因究明を急ぐが、感染は瞬く間に拡大していく。
やがて、キャロルの愛する息子オリヴァーがこのウイルスに対する抗体を持っていることが判明し、彼が人類を救う鍵を握ることになる。
キャロルは、自身も感染の危機に晒されながら、睡魔と闘い、次々と別人に変わっていく人々に紛れて感染を避けつつ、息子を守り抜き、解決の糸口を探すために過酷な戦いを繰り広げる。
どんな方におすすめ?
お勧めできる方
- SFスリラーやサスペンスが好きな方
正体不明のウイルスによって人間性が失われていくという設定に興味がある方。 - ニコール・キッドマンのファン
お勧めできない方
- 完成度の高い、緻密なストーリーを期待する方
ストーリー展開や編集の不自然な点や矛盾を気にする方。 - 過去の「ボディ・スナッチャー」作品のような映画を期待している方。
ジャック・フィニイのSF小説『盗まれた街』(原題:The Body Snatchers ボディ・スナッチャー)をもとにした映画は、過去に3作あるようです。
スタッフ / キャスト(登場人物)
スタッフ
- 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
- 脚本:アデヴィッド・カイガニック
- 音楽:ジョン・オットマン
主要キャスト
- ニコール・キッドマン
キャロル・ベネル役:主人公。精神科医。 - ダニエル・クレイグ
ベン・ドリスコル役:キャロルの同僚。 - ジャクソン・ボンド
オリバー:キャロルの息子。
個人的な感想 評価
*ネタばれが含まれる可能性があります。
私は評論家ではありません。映画を観たままの個人的な感想です。ご了承ください。
評価: ★★☆
★★★:何度でも観たい
★★☆:忘れたころに観たい
★☆☆:1回観れば十分
私は原作小説『盗まれた街』や、過去の「ボディ・スナッチャー」シリーズの映画を観たことがありません。そのため、この映画を新鮮な気持ちで楽しめました。
ストーリー展開や編集の不自然さ、矛盾点については評論家から厳しい評価を受けているようですが、私はそこまで気になりませんでした。
この映画が公開されたのは2007年ですが、2020年のコロナ禍を経験した後に見ると、抱く印象が大きく変わってくる作品だと感じます。
ウイルスの感染速度の速さ、誰が感染しているか分からない状況、そして日常が非日常へと変貌していく様子に現実的な共感を覚え、終始緊張感を持って見ることができた物語でした。

